2月 7日(月) もうすぐ第1回定例会議会という議運

今日もピーカンのお天気です。

厚木市長選挙でやはり、と言っていいでしょうか。現職が勝ちました。どちらかというと毎回怨恨めいた市長選挙のイメージがあるのですが、今回もいろんなビラが飛び交ったと聞きます。政治的な争点があまりなかったのが投票率も下がる結果になったのでしょうか。県から譲渡された市民病院の運営で、相模原より自立度は高いと思いますし、B級グルメの街おこしなども、県央地域で隣接する、気になる地域としてがんばって欲しい都市。

しかし、今朝の新聞は”名古屋”です。小倉トーストの「コメダコーヒー」は割と好きですが、、。長引く所得の目減りと景気低迷、仕事をしない政治、国会などへのもろもろの閉塞感を打破したい、という思いが市民有権者の根底にあることは明らかです。減税で行革をやろうという河村市長の手法が本当にできるのか、見ていきたいものです。ただ、”職業議員”と議員や議会を否定しても、「市長」も職業政治家です。単純な言葉で対立を図式化させて見せるだけでなく、税の集め方と使い方に市民の参加と合意をどこまで担保していくか、を見せて欲しいと思います。この選挙結果に対し、地方議会が住民の意見を反映していないから、と感想を述べられる知事や市長もいらしたようです。確かに議会の多数派は有権者の多数派ではない、とは私も確信しています。が、地方新聞も含めて新聞などの「マスメデイア」は、議会の中の駆け引きや数に比例する報道が目につきます。権力はマスコミがつくるのか、とも思うことも多々ある今のメデイアの姿勢を、目いっぱい利活用しているような知事や首長もまた、ホントに住民に添っているのか、という問い返しは届いているのでしょうか。

今日、財団法人神奈川下水道公社への、県の包括外部監査報告書が議員に配布されました。外部監査人の指摘の中で、公社の汚泥処理施設やポンプ場の運転管理業務などの落札率が、条件付き一般競争入札になった今も、従来の業者で落札率が95%以上という高さになっている、との指摘があります。以前に私も決算委員会や常任委員会で指摘したことです。これらを含めて財団法人神奈川下水道公社のあり方について、効率化に向けて検討と早期の取り組みを求める意見がついています。県は、効率化していいところを高コストのまま放置し、効率化で図れないものを効率化のものさしで無理に切ってしまっているところが多くあると常々思っていますが、下水道公社は前者の一つと思います。外部監査はすることだけでなく、結果を活かさなければ意味がありません。

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