4月 20日(水) 女性の参政権から70年

写真 2 (1)

写真 2一昨日憲政記念館で開催された、「女性は政治を変えられるか」という研修会に参加しました。

女性が参政権を得て70年の記念と銘打っての会で、市川房江さんの軌跡を受け継ぐ財団が企画していました。女性の国会議員を6名集めたパネルデイスカッションの進行役は、堂本暁子元千葉県知事でした。

糸数けいこさんや、辻本清美さんらとともに、自民の小池百合子さんも出席していましたし、公明の議員も出席されていました。

ただ、最後に小池さんが、憲法について、「憲法が縛っている部分を変えていくことも必要」というような発言をされたことには違和感を強くしました。憲法は権力を持つ政府の閣僚や首相を縛っているもので、国民にとっては、縛るのではなく、代弁してくれているー国民に代わって憲法が監視しているもの、と考えられるからです。安倍政権のお友達なのですから、当然かもしれませんが、こうした発言を聞くと、女性だから増えればいいとも言えない感じもします。

でもやはり、女性の首長ができることや、女性の絶対数がもっと、せめて男女同数になる、とかで変わることもあります。クオーター制の日本版が必要か、という発言は自民さんと公明さん以外からは出ていましたが、そういう仕組みも必要と思うこのごろです。

熊本の地震の災害に不安と眠れぬ夜を過ごす方も多いと思います。本当に日本は地震大国ですし、エクアドルなど、世界的にも地震の活発な時になっています。この状況の中で、オスプレイを飛ばしてわざわざ物資を運ぶようなショックドクトリン的政治は看過できません。ほかにも輸送用ヘリは自衛隊にも、米軍にだってたくさんあるのに、、、です!

同時に川内原発の稼働をストップさせる動きも、今声をあげられる人が挙げていくことも必要です。川内原発から40キロの方からメールをいただきましたが、今原発に何かあっても安全に逃げることは不可能、だと指摘しています。道路事情なども宅配業者も請け負わないような事態にすらなっているようですから充分察せられます。

国も自治体もまずは、一人でも多くの人を救うことと、必要なすべての人に必要な物資を供給できるよう、動き、そのために人々の知恵も借りて力を合わせることでしょう。

 

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