2023年3月3日(金)ひなまつりですがー

橋本駅南口写真は昨年撮った橋本駅南口周辺です。今はもっと変貌していると思います。

昨日、おとといと私の建設委員会と予算の建設分科会がありました。おとといの委員会では、大西大通り線についての、自治会館での丁寧な説明と対応を求める陳情についても、質疑と意見は言いました。が、賛成少数で不採択でした。

南口の駅前の交通広場が1.3ha.、これに添って16号に延びる新たな道路計画が、49m幅員になるという絵があり、そこから16号を挟んで大西大通り線という道路の新設、22m幅員の絵があります。

都市計画決定されたのが、2月13日でした。傍聴しましたが1回の審議で都決するのはあまりに無謀と思いました。市議会選出の委員が全く発言しないのも違和感がありました。建設委員会で、もう少し丁寧に個々の路線の絵についても質疑すべきだったかと悔いが残ります。まちづくり事業部などの予算審査でいくつか質問したいことがあり、都決をしてしまったものに都市計画審議会の資料による詳細な質問をすることを躊躇したことと、時間の配分を考えてしまいました。大西大通り線の路線を勝手に描かれた市民の方たちにしたら、こんなひどいことはないと思いますし、まともな回答がかえってこないとしてももう少し詳細に聞くことをすべきでした。

私の予算に対する質疑の中では、予算措置した中身、2016年(H28)の前市政の時と変わらない絵をさらに交通広場として拡大して自動車を集めるように描いているコンセプトと市長の本会議答弁との違和感、などについて、質疑しました。

基盤の絵を都決しているのに「ガイドライン」はこれから、というリニアまちづくり課の答弁は、私はまちづくりの考え方としてあり得ないと思います。構想が絵になっていて、都決しているのですから。この絵をもって、「降りたくなる街」とか、ウオーカブルな駅前、脱炭素のまちづくり、という表現は欺瞞でしょう、と。

絵は道路が主体、道路が主人公の駅前という印象になります。道路はそれでなくても、まちと人を分断し、車を乗り入れさせることを目的にしたら人が歩けるスペースはかなりの遠回りになり、足の弱い人は歩く気にはならないでしょう。

選挙の直前のこの時期になぜ急いで都決をしなければならないのか、なぜ前市政で出して一時ストップした案をそのままに、まちづくり構想の練り直しを一から様々な人と協働で積み上げることをせずにやろうとするのか、、、。リニアの駅に絡むのか、開発を急ぎたい圧力があるのか、どちらにせよ未来志向とは言えないと思います。

2日間の、そして任期最後の常任委員会と予算審査を経て悔いを残したのが悔しいですが、都決イコール事業が進むわけではありません。調査や測量前に求められている場所での求められている説明と対話をさらに見ていきます。

ひなまつりと関係ないお話で失礼しました。私の事務所のある商店街の豆やさんのひなあられを食べて、癒されたいと思います。

 

 

 

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