7月 17日(日) 沖縄の名品!

110717_2302381 沖縄は竹富島で頑張る若い友人から、写真のようなパイナップルを送っていただきました!フルーツ大好きの私にはとてもありがたい贈り物です。早速電話をすると、元気な様子で嬉しくなります。まだ訪れたことのない竹富島ですが、「竹富島憲章」を守って郷土を豊かな自然是と奇跡の島として長く残していこうという彼の意気込みは本当に元気付けられます。パイナップルは少しおすそ分けをしながらありがたくいただきます。

昨日は、新磯野の環境を守る会の総会のあと、旧南清掃工場の取り壊しー解体工事についての説明会、で市の担当課が来て説明をするということで参加しました。だいぶ質問が出ていろんなことが少しずつわかるのは、どこかの記者会見を彷彿とさせるところがありますが(あそこまでひどくないでしょうが)、既に始まっている事前調査を考えれば、もう少し詳細なレジュメか、そこまででなくてもスケジュール表にしても、少なくとも細かいものが資料として用意できたはずなのではないか、と思わずにはおれません。なぜあえて、とまあ避難ばかりまた私が言い過ぎても、と思いこのことは言わずにいましたが、どうもしっくり納得が行かないのです。

質問に対しても、どこまでできるか、持ち帰ることがほとんどです。う~んと首をひねってしまいます。できることは今のご時世だし、できるだけ公開しながらやる方がいい、とこの日の責任者の方は言われるのですから、この場で出た意見に対しても、行程の住民への周知、ダイオキシン測定状況と結果の周辺への公表など、でもできるだけそうする、というべきではありませんかねえ。あえて不評や避難を買うことはさけるようにして欲しいものです。

ところで、ダイオキシンの測定では、新磯野の環境を守る会がかつて、松葉を使ったダイオキシン測定を委託して行い、これがとても有効だったことがありました。今小出裕章さんの本を読んでいたら、放射線量の測定でも、松葉が一番高い数値が出るという報告がありました。小出さんが、福島第一原発から2,4キロの地点で採取した放射線量を測ってみたところ、汚染が強すぎて測定器で測りきれなかったそうですが、中でも松葉が一番汚染がひどかったそうです。やはり松葉はダイオキシンの分布を図るのに適していたことで使われたと思いますが、放射線量でも同様に取り込むのでしょう。お茶の高い線量もやはり取り込みやすい作物だからともいわれます。

今の不安は魚や食物連鎖になってきています。でも食べるものは必要です。いろいろなものをバランスよく産地も様々に食べるようにするしかないのでしょうか。それにしても福島での避難地域を縮小させるのは時期尚早というか誤りではないでしょうか。起こっていることや汚染を過小に宣伝するより、むしろ、年間を通しての放射線量が1ミリシーベルトを超える地域について、国はちゃんと想定し、公表し、当面住めないところとして、生活再建補償をセットにして決断すべきと思います。日本では長きにわたって測定監視が必要な地域が各地にできてしまったのは事実なのですから。いいかげん、事実を直視して中長期的な対策を出すべきです。

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