2月 24日(日) 映画会と講演会と、、、。

Dscn0043 2月11日に座間のレストラン、ラ・リチェッタで行われた、記録映画「普通の生活」の上映会でのトークセッションの写真です。ここは座間の市民測定室にもなっています。

映画を上映後、昼食をビュッフェ形式で食べてもらい、その後座間市内で野菜を有機でつくっている大木さん、レストランのオーナーで市民測定室も同時に運営している稲垣さん、そして、麦っ子畑保育園の大島さん、によるトークでした。

座間市行政が、給食の放射能測定や砂場・公園などの測定等々、こどもたちを被曝からまもろうとする市民の声に全く応えようとしない、県内でも数少ない自治体になってしまったため、何とかその姿勢を変えて行きたい、との思いもあって企画したトークセッションでした。

予想以上にたくさんの人が参加してくださり、プロジェクターのコンセントがはずれてしまうなど、アクシデントもありましたが、映画の残りを一番最後に上映して終わるまで、結構な方たちが残ってくださいました。

生産者の大木さんが、自費で容器を持ってきてくださって、参加者に呼びかけた、土を測るための容器も割合持ち帰った方たちがいてくれて、その後どうなったかも後でまたおいかけて行くことになります。

レストランでの映画会でしたが、ビュッフェ形式で、100名近い方が参加してくれたにもかかわらず、お料理を充分に用意してくれたリチェッタさんには、実行委員会の皆さんが驚きと感謝でした。メインのパスタとピザやデザートまでかなりの量があって、参加された皆さんが「料理もすごく美味しかった」と満足されたのが良かったです。

市議会の議員も数人参加してくれたのですが、途中で帰った議員がほとんどだったのが少し残念。でもちょっとは今後に活かせるといいのですが。

そして昨日23日は、厚木で小出裕章さんの講演会でした。最後に、事前に実行委員会で募集したという質問で、やはり「学校給食のことが気になるが100ベクレルで大丈夫なのか」、といった、こどもたちの給食を心配する内容が多かったと司会者から紹介。

小出さんがそれに応え、「放射能にたいする感受性の強いこどもには、国の基準以上に、厚木市が自治体として、汚染されていないものを提供する努力をしてほしい」との話をされたのが良かった、と思いました。

このところこうした会合が続きました。 間には財政の勉強会にも誘っていただき、久々に市の財政担当の職員の説明を聞く場に参加しました。政令市への移行が身の丈にあわず、財政的にもより硬直化を招いている、と思わざるをえないような状況に見えましたが、、。

首都圏中央連絡道路に、リニア計画に、BRT(新交通システム)復活計画??? それに今は相模大野でオープンを迎えようとしている、大型再開発ビル「bono(ボーノ)」に小田急相模原の再開発も、、。ため息が出るような相模原市のハード投資のオンパレードです。どこもそうでしょうが、今の復興補正予算と政権の公共事業拡大姿勢がまた拍車をかけて行く気配。原発と福島を置き去りにした復興などありえないのに、そこだけぽっかり忘れさせるようにみせかけの「復興」に税金がつぎ込まれて行っています。昨日の小出さんのお話は、また改めて突きつけてくれました。なかったことにはできないと。

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