9 月 23 日(月) TPPストップのために!

参議院議員の山本太郎さんが、選挙公約でも掲げた「反TPP 全国キャラバン」をスタートさせる初日、というよびかけに、昨日は久々に渋谷のハチ公前に行ってきました。

山田正彦前衆議院議員らと、ブルネイでの交渉会合にも参加し、TPPの危険性を訴えてきた山本太郎さんは、選挙以来の渋谷の街頭で集まった多くのボランテイアや市民に、ISD条項による投資家保護の問題や、交渉参加して4年を経ないと条約の中身を知ることができない、1%の利益のために99%の人が犠牲になる、など、問題点を熱くかたりました。

そして、大阪や名古屋、北海道など各地で反TPPの旋風を起こすためにキャラバンを開始することを、集まった人たちにも発信してくれるよう呼びかけました。

結構たくさんの人が足をとめて聞いてくれたり、選挙で入れた、という人が話を聞いて、「太郎さんしかいないですから」とカンパをしていってくれることにうれしく、励まされてかえって来ました。

そして今日は、相模大野で「TPP合同学習会」があり、9条の会などの人から呼びかけられてもいたため参加しました。

4名の講師が、食の安全・農業・医療・全体の問題点、と幅広くTPP問題を論じてなかなか内容の濃い学習会でした。

アメリカがNAFTA(北米自由貿易協定)でも、ISD条項を使って、メキシコやカナダに安全基準や環境基準を守るセーフテイーネットが、自由な企業活動を阻害するものだと、国際裁判所に提訴して、制度の撤廃に追い込んだ過去の事例も紹介されました。NAFTAでのISD裁判で勝訴したのはアメリカ企業だけ、という事実は何よりも雄弁にISD条項も国際裁判所も結局は、アメリカ企業有利のために働くという証左です。

TPPの条件づくりと言っていいような、日本国内で進む食品添加物の指定手続きの簡素化や迅速化とその数の増大。遺伝子組み換え作物の栽培拡大と、その大量の加工食品の輸入増で知らぬ間にビタミンなどとしても接種されている実態など、改めて認識させられました。

医療保険、皆保険制度の崩壊の危険も指摘されていることですが、その前段ですでに増えている、国保の加入対象でありながら国保に入っていない―保険料を払えない、無保険者が増えていることも前から気になっていますが改めて危機感をもちます。

 TPP、原発、消費税、、まるで国民を虐待するような政策ばかりです。でもそう思っている人は結構多いはずです。まあできることをぼちぼちやって行くのみですが。

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