3月 6日(金) 春めいてきました

写真(2)駅頭の風景はまだ冬の格好で配布していますが、それでも少しづつ暖かくなっていると感じます。

一昨日、地域で川崎の事件について、同年代のお子さんをお持ちの保護者の方から、「なぜこんな事件が起きてしまうのでしょうね。」と投げかけられました。「地域で防げないのでしょうか」とも。

今配布しているカラーのパンフレットでも書いていますが、「不安と暴力の連鎖を広げるような政治」がまかり通っていることが根っこにあると思いますし、今回の選挙のテーマはこの事と深くつながっていると思います。

前回のブログにも書きましたが、3・11から丸4年を迎える今回の選挙です。この4年間の政治が問われていますし、この4年間の政治が3.11にどう向き合ってきたか、が問題なのです。

新聞の調査ですが、福島の7割以上の人が原発事故に対する政府の対応に満足していない、とのこと。当たり前に思います。福島に向き合うどころか、なかったことのようにフタをしようとする政治姿勢です。6号線の開通も常磐道の開通も、避難地域の指定解除もです。原発や放射能の怖さをはっきり口にできない環境を作ってしまっていることが何よりの現れです。

そんな政治=国や県の政治の姿が、不安を駆りたて、不信を増大させる結果をつくっていくのです。原発の事故に真摯に向き合い、避難する人をちゃんと希望を叶えて永住先をつくり、子供を安心して外で遊ばせられるようにすること。農作物や加工食品も、放射能検査をして、その数字もきちんと公開することで、不安と不信を取り除く努力をしていく姿勢を積み重ねていってはじめて安心と信頼を取戻すことができるのです。

まずは、政治が都合の悪いことも含めて困難な事実に向き合い情報を共有すること。そして現場の人に向き合い、困難を取り除くために、お金や人や、あらゆる手立てを講じていくことだと思います。

国も地方も、人に向き合い寄り添って、人を生かすための努力をしていくことを求めていきます。

 

 

 

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