脱原発の全国署名＝「さようなら原発」一千万署名　市民の会呼びかけ＝を街頭で行いました。
今日は北風が冷たくてとても寒い１日でしたが、この時間は、まだあまり風が強くなく足をとめてくださる方もそこそこいて署名も
前より集まった感じです。８４５万筆を超えているそうですが、１０００万を早く達成させたいものです。

「これが復興かー」という特集が、雑誌「世界」でも組まれていました。私たちから復興税をとるようにもなって、これまで２0兆円を超えるお金を
かけてきた復興の中身の中心は、やっぱり大規模公共事業。防潮堤や道路に橋、それがすべて不要とは言いませんが、４年たっても仮設住宅で
暮らす人、高齢者が多いのにこんな状態を続けさせたまま、と思うと怒りを覚えます。人が減っていく中で、なぜ今その「人」に目を向けないのか
ーです。

忘れられない４年前の今日。地震の揺れは横浜にいてもとても怖かったです。あの日も今日ほどではないけど寒かったことも覚えがあります。

街頭での署名運動は、いろんな意見を聴くことができますが、今日も話してくれる人が何人かいらっしゃいました。
「六ヶ所に持ち込まれている核のゴミを関東で電気を使ってるみんなにもっと伝えてほしい」「政党が今はこういうこと（脱原発の署名運動など）を
やらないから、あなたなんかもっとやるべきだよ」などなど。もっとも！と思うことも多いです。
毎日今も出ている放射性廃棄物。１ｋgあたり８０００ベクレルを超える廃棄物もすでに、１２の都県で１５万トン以上になっていると言います。
これもまだ持っていく場所もありません。原発事故にはまだこれから、政治が真剣に向き合っていかなければなりません。