再び~飲食店に行こう!

乳児の摂取規制値を超える放射性物質が、都内の金町浄水場の水道水から検出された、ということで今日はこのあたりでもペットボトルの水がお店から消えたそうです。放射能汚染への不安が広がっているのでしょうか。でもアメリカが香港とともに、日本の4県からの野菜の輸入を禁止、という措置にはなぜマスコミも政府も黙っているのかと怒りが湧きます。日本も原子力空母の寄港や遺伝子組み換え種子の売り込みをはっきりとアメリカに対しノーと言っていいのです。福島原発の事故でも、首相らが期待した米軍は結局頼りにはなりませんでした。米軍は日本の国民を命がけで守ってくれる、などということはありえないのです。

今日都内の飲食店の方から話をお聞きしました。大野の周辺でも震災から、パタッと飲食店が寂しくなった、と言う話を記載したのですが、今や都内の繁華街、渋谷でも夜8時半になるともう人が来ない、という状態で客足が本当に減ってしまっているそうです。この時期は送別会などで予約も入る頃なのに、自粛ムードが足を引張り、停電規制の間引き電車が拍車をかけて通勤の帰宅時間を早めているそうです。「震災前も地域にお金が回っていなかったのが、震災の後はもうぐちゃぐちゃです」との悲鳴です。

新聞やテレビも自粛ムードと”ガンバロウ”コールで、いろんなイベントも次々と中止になっています。電気を大量に使うイベントはともかく、節電しながらだって出来ることはありますし、そんなにネガテイブになって誰か得になるのでしょうか。被災した方への救援・支援はお金も含めて早くやることは当然です。私も連日いただいた苦情や意見を県などに問い合わせたり、要請しています。その上で、できるところでは楽しいこと、みんなが元気になることは、やるべきでしょう。家で食事もいいですが、飲食店に行ってなじみのお店の人と、常連さんや知人と震災や原発の問題を語って外に向かうことで、人とお金が循環する地域にしそれを広げていくことがそれぞれのあしたの活力にもなるはずです。だから再び、飲食店にも行きましょう!です。 楽しむことや元気になることをはばかることはありません。むしろ、電力会社と経済産業省原子力安全・保安院の関係や不透明さを指摘せず、原発にからむ批判や問題点を報道してこなかったことを、今回の「想定外」の地震や津波でまるごと免罪しようという姿勢が見えるメデイアが、過度に「自粛」を誘導するのはお門違いもはなはだしいと思ってしまうのです。

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