8月 8日 月曜日 怒涛のように過ぎた1週間

一昨日「ワンコインフェスタ」という相模大野銀座通り商店街の夏のイベントが終えました。この日のためになんとも忙しく慌しい日々でした。イベントに必要な準備など慣れないこともあり追われて大変でした。当日はお天気がもってくれて、暑かったのですが、やはりいつもより人の出があって良かったと思います。事前にかなりポステイングもしたので、その効果もあったのかと思います。長野の立科町から新鮮な野菜や果物などを取り寄せて販売してみましたが、結構買ってくれました。とくにトウモロコシがとても人気で完売が早かったのは予想以上でした。ブルーベリーも結構売れました。収支は何とかトントンで、赤字がもっと出ると覚悟していたのですが、そうでもなくてホッとしました。相模原と関係も深い立科の農産物や加工品など、南部の消費地である相模大野と交流か深まると双方にとって良いと思います。

イベントを一定の期間で組んでいくのでこれは結構大変だと痛感しました。何でもそうですが。更に今の時期は各地の隣接する商店街でもお祭りなどが重なります。そちらへも行ってきたりで夏はお祭りの時期なのだと改めて思います。これからお盆のあとに、まだ「もんじぇまつり」があります。20,21ですが、これが終わるまではやはり参加出店されるお店も、係る人達も息が抜けない感じです。私は当日のお手伝いですからこちらはそれほどではありませんが、今まで行ったことがなかった「もんじぇ」に今回は初参加です。裏方ですが。

さて原発の状況です。牛肉の全頭検査が広がってきました。横浜市も全頭検査をするそうで、最近横浜市は結構動きが早いです。しかし、牛肉だけでなく、福島県以外は学校を含めて空間・土壌、食品などの基準について、未だ「暫定」や明確に規定がないということでそれも場当たり的に基準が引き上げられてしまう事態で、自治体も個別ばらばらの対応です。国が決めてくれないと、、という自治体の姿勢も問題ですが、もう5ヶ月なのに、今も個人に任せている状況は異常です。中国の列車事故で、最初に車両が埋められたことを日本のマスコミや評論家はこぞって非難しましたが、東電と経済産業省がやってきたこの5ヶ月の原発対応は、中国以上におかしいのです。原発を54基もつくりながら、放射能に汚染された際の食品について、農地について、生産者について、原発を造った地域の自治体や県でも全く基準やリスクマネージメントをせずに来たことは、そもそも原発をつくる資格がなかったレベルの国であることをはっきり示しています。それでも、「自主的避難」の人も賠償の対象に、という話が即出てきたことは、原発で表向きだけでも事態を大きくせずにできるだけ収束を図りたいという意図が見えるようです。本来なら自主的な避難と言ったら、東日本全体に及ぶと思いますが。相模原市でも、都内でも西日本や外国に避難した人達がいます。そういう人々も本来の意味では自主的避難者です。そしてこうした人々も含めて賠償に応じていく覚悟を東電はしなければならないのです。

再生エネルギーに大きな方向転換をはかるはずの法律案が、むしろ阻害する法律になっては意味がありません。一昨日の広島で首相に期待した中澤啓二さんも憤りをもっていたと報道されましたが、このままの政治では原発からの脱却はまだ見えてきません。いずれストレステストがちゃんと行われれば、止まるとは思いますが、巻き返しもすさまじいもの。日本の原子力利権の裾野は特に官庁の領域、マスコミ関係や評論家などひどいものです。この間でも大宅○○や寺島○○等なぜこういう人が今も大手を振ってテレビで訳知りに言えるのか、です。それにしても自民党と公明党は、民主党の政策の看板を掛けなおさせることで足を引張ることがせいぜいなのでしょうか。新たなエネルギー政策も、増税に頼らない経済政策も、脱デフレも語れず、未来に向けた新たな政策提案も反省もできない政党に、これで次の選挙を任せることなどありえるのでしょうか??言いなりになっていこうとする民主党執行部や閣僚の多くもひどいものですが、市民の実感からかけ離れたていたらくとしか見えません。腹が立つばかりなのでこの辺でやめますが、テレビで見たくない顔がまた増えてしまいます。

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