2月 5日(日)相模女子大のカフェ

「相模大野宣伝部」の「ワークショップ」に参加するために、初めて相模女子大のカフェに行って来ました。さすがにおしゃれな感じがして、私が通っていたころの某大学の学食やテラスとはちがいます。講演会とかこうしたもよおしのときしか今は大学に入ることがありませんが、最近行く大学はどこも、新しくておしゃれで学生がうらやましいと思ってしまいます。学費も私のころとは桁が違うようにも聞いていますから保護者は大変ですが。

120131_111527 この写真は何でしょう?そうです、ゲルマニウム半導体検出器という、食品などの放射性物質を測定する測定器です。相模原市がいち早く昨年の3月に専決処分で決めて、6月に導入されたものです。1月末に設置されている衛生試験場に見学と話を聞きに行くことができました。この緑色の部分は鉛で厚さが10センチあります。このため1、5トンの重さがあるそうです。大きな窒素ガスタンク(?)とつながれてあります。扉が開いている状態ですが、その中の中心部の銀色の筒状の上に置かれてあるのが、小さな方の入れ物で今はわたのようなものが詰められていますが、この容器で清掃工場のろ紙(2グラム)など重量が軽く高さが5ミリくらいまでの容積になるものを測定するものです。その外に、2リットルの大きいカップがあり、そちらでは、ビニールの袋にいれた清掃工場から出る飛灰や、学校給食の1週間分の献立がミキサーに掛けられたものなどを測定するそうです。

今はこれ1台で、空間線量意外に市内で行政がはかるものはほぼこれで測定されます。3つの区にわかれ、広い相模原ですし、はかるものも給食から場合によっては土や砂、放射性廃棄物にもなっているような飛灰もあるのですから、はかる頻度を上げるためにも更に測定体制を充実させ、もう少しコストも低い測定器を学校やまちづくりセンターごとにおくとか、はかる人も増やすことや、市民にも担ってもらうとか今後工夫と多様なやり方が求められると思いました。空間線量計を貸し出すことがはじまりましたが、そうなれば更に様々なものの測定頻度が上がっていくと思います。やはりここは測定拡充を準備して行くのが現実的と思いました。市民測定室や北里の環境科学センターなど測定については、市内のいろんなところと連携していくことも不可欠になると思います。まだこれからです。

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