4月 23日(月) 3回目の小出さん講演

昨日アースデイということだったようで、緑のこいのぼりをピーアールしながらのデモも行われていたそうですが、私は落合恵子さんのクレヨンハウスによる、小出裕章さんの講演会に行きました。青山学院大学で1700人の参加者でにぎわっていました。

講演の後に、がれき広域処理についての質問と、東京湾の汚染による海産物への影響、についての質問に応えてくれてました。ガレキを今のままで自治体が受け入れてはいけない=放射性物質を完全に除去できる装置になっていない、という姿勢は私も同感です。基本は現地で完全に除去できる焼却炉をつくって処理するべき、ということも。そして灰は東電に返すべき=これもそのとおりです。

東京湾のピークは2年か3年後か、いずれにしてもストロンチウムで汚染され魚介類が影響を受けるのではないか、という危惧がかなり現実的とも言われました。しかもストロンチウムは測定が困難だと。小出さんは、このストロンチウム測定は東電にやらせるべきと、主張されています。自社から出たものだから、東電が測定して公表するよう働きかけるべき、と。確かにそうです。

今後、各地で低レベル放射性廃棄物の問題が、焼却灰からの汚染水など、問題になっていくのではないかと思われます。4月17日に出た、環境省告示は、市民により分断をもたらし、自治体にはやる気をなくさせ、もはや放射性廃棄物も一般ゴミもまぜこぜにすることで、国中を汚染させ世界に恥をさらそうという内容です。広域処理の燃やさない廃棄物も8,000ベクレル毎キログラム以下なら埋め立ててよい、とし、燃やすものは240ベクレル毎キログラム、流動床式の炉なら480ベクレル毎キログラムまでなら、灰にしなったとき8,000ベクレル以下以下になるから大丈夫、などなど、、。これで各地に拡散させようという環境省自体、もはや仕事も責任も放棄した「いらないで省」です。こういう省ばかり増えてます。 

小出さんの講演の最後は、懐かしいジュリーの歌でしめくくりました。以外にも小出さんはこのあさやけの虹(?)良く聴いておられるとか。話には聞いていましたが、私ははじめてこの楽曲を聞きました。以外なであいもいろいろあります。

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