11月10日(土) 河野さんの学習会!

120724_141713  「放射能汚染の実態を知るために」として、松葉の採取と測定をずっと続けていらっしゃる、京都大学大学院の「河野さんを招いての学習会」を開催しました。

環境汚染の「指標生物」とされる松葉については、ダイオキシンで有名になりました。

10年以上前になりますが、当時ひどかった「野焼き」や、無茶くちゃな焼却を繰り返していた産業廃棄物の焼却施設など、汚染がひどかった市内の麻溝・新磯野地域のダイオキシン汚染を、全国でも最悪レベルであると実証したのが、市民グループが続けた松葉の測定でした。

この松葉採取と測定調査を、放射能に関して続けてこられたのが、京都大学の河野益近さんです。河野さんの測定の地道な努力と、無償で自身の研究室で測定調査を続ける姿勢が、静岡など各地の市民の支えになってもいます。

今日の学習会は、災害廃棄物の焼却を11月1日から始めた町田市の皆さんとともに、実行委員会として開催しました。たまたま河野さんが都内に来られる機会に便乗させていただき、実現したのですが、市民測定室が立ち上がった町田市の皆さんとの連携が進む一歩にしたいと思ってのもので、文字通りの学習会で内容も濃いものになったと思います。

普段仕事をしながら、学習会やいろんな会などを企画をするのは結構しんどいですが、お金の持ち出しも大変だとつくづく思います。チラシの発送をはじめ最初の準備や会議室の押さえなども含めて、初期投資の持ち出しが多少かかっても何でもなくできる議員の時はやはり恵まれていたわけです。時間もですが、経済的に心配しないで、いろんな活動ができるのは、実はとても恵まれています。わかっているようでいて、私は改めて実感することが多いこのごろです。といってあまりみみっちいことにとらわれてしまうと閉塞感に行き詰ります。そういうことに耐えられなくなる性分ですし、何もしないでじっとしていることが出来ない以上、取捨選択していくしかありません。きっと多くの人がそうやって日々自分の優先順位を決めて何かを我慢して生活しているのだと思います。

そういう中で来年1月からまた増税になるのに、当の復興予算の何でもありの使い方!あれもこれもと、納税者がおかゆをすすっても、税金を使う方は高級車にすき焼きに豪邸もあり、ですか!! 官僚の特権意識はどこまでも~。

10月には、今中さん、今回は河野さんと、京大が続きます。来年2月にはまたまた小出さんが厚木に来られるとのことです。

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