6月 14日(日) キャンプ座間の炭疽菌?

写真 (2).jpgtannsokin炭疽菌の説明をネットから引いたものです。

キャンプ座間に、2005年(10年前です)当時、生きたままの炭疽菌が米軍によって送られたということが、昨日の13日、米軍から外務省へ、そして神奈川県を通じて相模原市へ通知されたというのです。

「(米)国防省の訓練及び技能試験のプログラムの一環として、2005年に、不活性と思われる炭疽菌のサンプルがキャンプ座間にも送られていた。同サンプルは、ユタ州に所在する米陸軍施設であるダグウエイ試験場から送付された。現在行われている国防省による調査の結果、同試験場から、米国内外の施設に送付されたサンプルのいくつかは、低レベルの生きた炭疽菌を含んでいたことが、断定された。」

「キャンプ座間に送付されたサンプルに生きた炭疽菌が含まれていたか否かは、同サンプルが2009年に廃棄されていることから、断定することはできない」 「20015年に行われたキャンプ座間研究所の在庫検査により、技能試験用のサンプルは残っていないことが確認された。」

ということですが、わからないことだらけです。

その1、キャンプ座間に生物兵器などを研究する場所があるのですね?―これは市の職員も知らなかった、と言います。実際にあるのなら、はっきりさせるべきです。場合によっては、相模原市と座間市などの防災計画には、キャンプ座間のこの種の研究所による万が一のことも想定しなければならないはずです。

その2、2005年の送付先にキャンプ座間があったことが、なぜ今の在庫検査までわからなかったのか?または、本当にわからなかったのか?

その3、2009年に廃棄されたーというのがキャンプ座間の在庫分もならば、その時点ではなぜ報告されていないのか?この「廃棄」と、今回の在庫検査の関係が全く不明。

その4、なぜ13日の土曜日の朝に通知されたのか?いつ在庫検査が行われたのか?

その5、米国防省の「訓練および技能試験プログラム」とはどんな中身なのか?この中に想定される生物兵器の種類、化学物質の種類などを明らかにさせるべきです。等々、ひっかかりどころ満載です。今朝の新聞で一部でていますが、相模原市長も抗議や説明を求める旨の発言されています。ぜひこのあたりを詳細に問いただして報告してほしいです。

 

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