7月16日(月)新磯野の環境を守る会-今年も総会参加しました!

7月16日環境を守る会今日も暑さ厳しい1日となりました。西日本の豪雨災害にみまわれた地域の方がたには、この暑さの中、体調を崩されないようにと、願うばかりです。

今日相武台公民館では、新磯野の環境を守る会、の22回目の総会が開かれました。年に1度、できる限り参加させていただいていますが、今回もいろんなご意見を伺うことができました。

6月議会の一般質問で取り上げた「麻溝台・新磯野第1整備地区土地区画整理事業」の地域はこの会の皆さんがパトロールや、清掃活動、植栽など、を行ってこられたエリアにあります。

会が立ち上がった22年前というのは、平成8年、1996年ごろになります。当時、この地域にはまだ違法な、「野焼き」や産業廃棄物の不法投棄、違法な農地転用などが混在し、まさに「荒廃農地」という状況でした。

2000年のダイオキシン特措法ができたころも、会を立ち上げ前のみなさんが地道に動かれて、ダイオキシン対策ができない産業廃棄物の中間処理施設を、操業中止、撤去・解体までもっていくことまでやられたり、歩いてのパトロールをずっと続けたりされてきました。当時は、私もパトロールに一緒に参加させてもらい、時に、市や県の農地課の職員などもいっしょに現地パトロールにきてもらうなど現場を定期的に歩いていましたが、今は現場の活動には参加できていないのが、申し訳ない思いです。

そのみなさんの活動が当該地域146㌶あまりの地区の環境を少しずつ改善させてきました。一方、市は、区画整理という大規模開発事業の手法で、この地域の課題を解決できる、として、2016年に一部38ヘクタールで着工となりました。

始まったばかりの開発事業に対し、ここで生活する地域の皆さんの思いはとても複雑です。課題の解決に少しでもなればいいのですが―。1990年代に、開発ではなく、保全のためにこそここに一定の規制の網掛けを求めて、市とやり取りをしていた私も、複雑な思いとともに、この地域の変化をみてチェックしていかなければ、という責任のようなものが強くあります。これから広い範囲で交通問題など影響も出てくることが予想されます。折に触れ、チェックしていきたいと思います。

 

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