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3月 22日(火) 物資が戻った!

連休中は「計画停電」がなかったことからか、パン屋さんにもスーパーにもモノが豊富に並んでいました。ガソリンスタンドでも昨日は、「夕方並ばずに買えた!」との声を聞きました。いかに都市の生活全般が電力に依存しているか、ということかも知れません。停電もあるところとないところの違いがあり、準備をしていたのに停電が来なかった、という地域の方たちもホッとしつつも度重なるとストレスになっているようです。でも皆さん「被災された地域のことを思えば、、」と言われますが。

私たちが呼びかけた署名などに意見をいろいろいただきます。「原発を止めるように何とか頑張って!」という声は、ブログにもいただきましたが、地域でもいただきます。皆さん不安と憤りをどこにぶつけていいかわからない、といわれます。逆に、「今回の原発事故は自然災害です。東北が災害で苦しんでいるときに風評被害になるようなことは控えて」というメールもありました。

神奈川県にも、相模原市にも被災地から避難してこられた方がいます。まだ増えると思いますし、この方たちへの県営住宅をはじめ生活支援をしていくために発言し、動くことはもちろんです。同時に、福島も新潟の柏崎も、電力は東京や神奈川など関東の都市に供給するための設備です。福島から避難してこられた方が、「神奈川にきてテレビを見て、どれくらいの状況かわかった。地元では防災放送しか情報がなく、避難しろ、といわれてとにかく避難してきた」というお話も聞けば、なぜそんなことになっているのか、東電や経済産業省・国などの無責任さを放置するわけには行きません。原子力に依存しすぎる今のエネルギー供給の仕組みを、電源3法の改正を含めて見直させていくことは、都市で政治に係る私の責任範疇でもあるのです。あくまでも原発依存からの脱却を都市と企業が見直していくようにしていくことだと考えていますし、今回のいつ終わるかまだ見えない大事故が懸念されていたことを知れば「人災」の側面が否めません。「夏・冬にも計画停電が必要」などと新聞が「東電の幹部」の意見として載せることに、腹立たしくなりますし、こういう書き方はよほど風評被害になるのではないか、と思います。この「東電幹部」はどういう人で、なぜこんなことを新聞にあえて言うのでしょうか。電力はこんなに必要で、今逼迫していて、原発の被害より電力不足の方が深刻だとでも言いたいのでしょうか。オール電化をやめて、みんなで安くて世界的に量も多いガスに切り替えることなど、エネルギーの総合的な見直しを進めることの方が現実的です。風力・火力・太陽光のほかにも自然エネルギーへの開発ももっと進められるはずです。今できることを精一杯やるとともに、今を活かし先につなげることを考えたいのです。

3月 16日(水) 地域の飲食店に行こう!

コンビニ、スーパーなどお店にモノがなくなっている、変な買いだめ志向がとても気になります。今買いだめするのはやめたいものです。被災地への支援以外に買いだめしてしまうと、必要最低限のものを買う人が困ってしまいます。スーパーでは走っておコメに集中して、ケガをするような事態にまでなっているそうです。ヘンです。

神奈川県の災害対策本部が毎日会議を開いた結果が、資料と共にファクスされてきます。神奈川県知事は明日、農協中央会や商工会などに対し、ガソリンや生活物資の安定供給についての協力要請を行うそうです。また関東の知事会が、ガソリンや重油などの安定供給と被災地への優先供給を、国の緊急災害対策本部長の菅首相あてに出すようです。これが功を奏してくれたらいいのですが。

必要なものを必要なだけ買って、食べる物が変えなかったら地域の飲食店に行ってみましょう。皆さん頑張って、省エネで照明を普段より落としながらもお店の営業を続けているんです。私の事務所の周辺や駅の周りでもどこも、計画停電にならない限りちゃんと営業してます。大野銀座のファゴットさんというイタリアンのお店は、自家製のパンを店頭でとても良心的なお値段で売っていました。今店頭にパンがなくなっているようですから、喜んで買う人もいます。私はできるだけ事務所の近くの飲食店で食べていますが、たくさん買いだめするより一生懸命頑張って美味しいものを食べさせているお店で食べた方が、気持ちにもからだにも良いと思います。みんなで地域の飲食店を利用しましょう。地震や原発で縮こまりそうな気持ちを奮い立たせるためにも、思い切って美味しいものを地域で食べましょう、と食いしん坊の私は思っています。

昨日の静岡の地震も、今までになかったプレートの移動があり、[プレートテクトニクス論]などと言わなくても、刺激しあうものとして当然の帰結と考えるのが自然です。自分もいつどこで被災するかもわかりませんし、怪我をした方、被災された方には本当に大変なことです。できるだけ助け合いたいと思います。新潟で福島から避難してきた方たちをたくさん受け入れています。橋本大阪知事も受け入れを表明しているようです。神奈川県も声を大にして言ってもらいたいものです。

3月 15日(火) 脱原発

今日午後地域を回っていたら、県内3箇所のモニタリングポスト(放射線の数値を測定するもので県では原子力施設のある横須賀、川崎と茅ヶ崎の衛生研究所に設置)の数値が、通常の3倍から8倍くらいになった、と情報がはいり事務所に戻りました。最大値はそれぞれ、横須賀が午前7時に、212,8ナノグレイ、(4時は24,3) 川崎では午前6時に209,3ナノグレイ(4時は34,6) 茅ヶ崎では午前8時に、86ナノグレイ(4時は37)とかなり上昇しています。 テレビでは、しきりに「全く心配ない」と繰り返す「専門家」ばかり目に付きますが、乳児や子どもたちが体内に連続して取り入れてしまうことを考えて発言しているのでしょうか。チェルノブイリでも、広島の原爆でも、子どもだった人が10年後白血病を発病し、苦しみぬき、あるいは何年もたって生まれた子どもたちが病気を背負って来たことを忘れたというのでしょうか。過去の経験をなぜここまでゼロにしてマイナスにしてしまうのか、この人達とマスコミの責任は政府や東電と一緒です。

さて、地域を回っていて今日は大学生の男子が署名をしてくれました。原子力発電所を建設推進することは、電源開発促進税法など電源3法を根拠に、莫大な税金をつかって進められてきました。同時に原子力推進と一体化でオール電化の促進が加速されてもきました。このエネルギー政策を、法改正から根本的に転換させる機会は今からの私たちの行動にかかっています。多くの犠牲を払い、でも今のこのときに生きている私たちは、生かされていることを活かすことだと思います。今署名運動を進めていますが、先の大学2年生という彼は、「電力一辺倒を見直してリスクを分散させないと日本では原発は危険すぎる」と共感してくれました。大学生で春休みだそうですが、小田急線をはじめ、電車が動かなくなり、首都圏の弱さが電気に依存する構造に大きな原因があると痛感したとも言っていました。また1歳ぐらいの赤ちゃんにごはんを食べさせていた私より2回りくらい若いお母さんも原発に怖さを感じる、と。「あんなところにあんなにたくさん原発があるなんて!」と私がお世話になっている先生は、買ってきた昆布を私に分けてくれて、「これを食べて頑張って」と励ましてくれました。

私は地域を歩いて今はとても勇気づけられています。被災された方々に思いを馳せ、だからこそ更なる人災を将来に及ぼさないために、このときに何をしたか後になって後悔しないようにと思って頑張ります。

3月 14日(月) 地震後/常任委員会開かれる

今朝の相模原市南部は晴天です。地震のあと、金曜の夜中に県庁を退出、動き始めた電車を乗り継いで、土用の午前2時ごろに帰宅できました。帰りにみた、横浜駅周辺では人が座り込んで夜を明かそうと集まってきていました。

土曜日は大野銀座商店街などでは皆さん一様に、これまで経験したことがない揺れだった、と言いながらも早くからお店を再開し、いつもどおりの営業をしていらっしゃるところがほとんどでした。お豆腐屋さんでは、つくった豆腐を入れる水をためた容器が大きくゆれて水がこぼれたり、家が壊れるかと思った、と。またふとん屋さんでも地面があんなふうにゆれるのを初めてみた、と皆さん口々に味わったこわさを口にしていました。帰宅困難者のなるところだった、もしくは帰宅困難で、歩いて3時間、すごい人は7時間かけてかえって来た、という人も。ようやくたどり着いた人が、商店街の和菓子やさんがやっていたので、お赤飯を買って自分のためにお祝いよ、とホッとしていた、という話も聞きました。

震度5弱の相模原でもそうでしたから、5強の横浜中区の県庁付近の揺れは当然かも知れません。震度6以上の恐怖を味わい、津波の被害を受けた被災者のことを思うと本当に胸が締め付けられます。

商店街でも、原発の心配が結構聞かれました。福島原発が、日本の原発事故としては最悪の事態でほぼスリーマイル島と同じくらいのレベルになっていることは、昨日の原子力資料情報室の会見を一部見てもわかります。

東電は今朝から「計画停電」をするとしていますが、東京の中心部は停電区域からはずされるようですし、この周辺も既にその時間ではありますが、まだ電気が来ています。このあと何時に電気が切れるかわかりません。電車はもうかなり運休しています。東京の一部には通っていても、周辺部の神奈川県内では、既に電車も私鉄も含め運休しています。こうなると通勤手段がないのです。都内に通う人は、電車が動くところまで別の手段で、歩いてかバスか、とにかく自力で行くのでしょうか。この際、みなで休みにして電気もできるだけ止めてはどうでしょうか。東電のHPはパンクで見えないそうですが、どこの水力・火力発電所が止まっているのか、どういう電力状況かもう少し情報開示を徹底すべきです。今の状況は東電には、「計画停電」でも市井の人には、ただの強制的停電になりますし、病院、自宅療養の人、飲食店や食品を扱う商店、様々な影響は、お金が回っていない地域の経済を益々ひどい状況にするのではないかと心配します。このニュースに集中して、原発の問題情報がまた出てこなくなっていないでしょうか。東電の言うまま、従うままなのでしょうか。

原発の今の状況は明らかに人災ですし、マグニチュード8以上がくることは指摘され続け、海岸沿いに集中している54基の原発への危惧に警鐘が鳴らされてきたことを、東電と政府が受け入れずに、原発立地に多額の税金をつぎ込み、住民を分断し、原発事故を極端に押さえた公表でやってきたのです。放射能の地域への汚染を「想定しなかった」「今回の地震で想定外のことが起きて」などという言い訳を許すことはできません。その一方で地域によっては5割を超えるという、オール電化の推進は一体誰がやってきたのでしょうか。日本のエネルギー政策を今から見直させなければなりません。

今日は本会議最終日の予定ながら、小田急線、横浜線、相鉄線の二俣川から海老名区間、と県庁へ向かうために利用できる全ての電車が朝から動かない事態です。これにどうするのか、車を運転できない私としてはあとはタクシーくらいですが、タクシーもほとんどつかまりません。儀式のような最終日の本会議に、しかも地震前に予定していた本会議の採決だけのためにタクシーなどつかって行くのもどうか、と思いました。逡巡したあげく、議会局から、「本会議後に全ての常任委員会が召集されたので」登庁するように、と連絡がはいり、横浜の途中まで行く車に何とか乗せてもらい、港南区付近まで行ってそこからタクシーをつかまえ、遅れたものの本会議に間に合わせました。が、欠席の議員もいましたし、考えてしまいました。

常任委員会は、環境農政で本会議後、3時45分に開会、災害対策本部のメンバーでもある局長の、地震後の動き、取り組みの報告や千葉で確認された鳥インフルエンザの報告などがあり、質疑もありました。自民の出来レースのような質疑と民主の質疑があって、終わろうとしたのですが、私もここまで無理してきたのだから質疑するのは当然と、質問しました。一つは、東電の「計画停電」への対応を調整するとして昨日から設置された「神奈川県電力需給緊急対策本部」についてです。その性格と県の情報提供体制です。これには、県は、昨日の夜に東電から突如計画停電に対し話しがあって対応をしなければならなくなった、ということで県のホームページでの情報提供など、主体的には全く取り組めていない、いわば東電による一方向になっている印象です。国も県も鉄道会社も今や東電によって動かされているのか、といいたくなるような事態に、足を奪われ、振り回される市民はどこにその憤りを持っていけばいいのでしょうか。

もう一点質問したのは、「物流は正常に機能してい」るので、惑わされないように、というメッセージを知事名で出しているのですが、実際には「計画停電」が言われてから、スーパーやコンビニに商品がない、コメやパンなどに開店前から行列ができる、電池なども売り切れが続出、という事態が県内各地で起こっていることについてです。社会的混乱が起きていることに対し、食糧供給など実態がどうなのか、を把握して情報を提供することを求めたいためです。県は、県内産の生鮮野菜や、遠洋も含めて魚介類も市場ではごく一部休みの市場を除いて、通常と同じ量は確保できている、と言います。三陸の海産物類は確かに入ってこないけれど他はそろっているのです。「停電」への恐怖感があるためでしょうか。オイルショックのときを思い起こさせるようだ、と言う商店街の声を聞きました。     

連日寝る時間もとれずに県庁で災害対策本部の会議資料をつくったり、会議と現地への支援、東電の対応などなど、県庁の職員も疲労困憊という顔が結構あります。そこに、今日になって急遽全常任委員会を開かせるようにしたのは、自民あたりが言いだしっぺでしょうか。どういう目的かはわかりませんが、本会議終了後に、地震後の県内の状況や、対策の検証をするには無理があります。やる意味があるように、もっと時間をかけて状況把握を丁寧に時間を設けて委員会として質疑も充分やればいいのです。アリバイ的にやるだけなら迷惑な話です。まだ状況は進行形で、交通のマヒ状態の中なのです。これない議員もいる中でどうにも県議会の大部屋に振り回されるちぐはぐさに苛立ってしまいます。

福島原発の事故は更に深刻さを増しています。1号基、3号基に続いて今度は、2号基で燃料棒が全露出状態になったといいます。これで3基とも放射性物質を外部に放出させる事態に至ったのです。被爆をさけるために避難を求められる人達を受け入れる自治体に体制ができていないため、転々とさせられたり食糧もなかったりで、疲労困憊の住民の様子が夕刊に出ています。政府が会見で避難勧告を出した、とか指示をした、というその実態は非常にお粗末で「原発から逃げる」ことを余儀なくされた災害弱者がここでも振り回されています。

3月 11日(金) 大地震

晴天だった横浜県庁周辺を大地震が遅いました。今日が議会運営委員会で月曜日で議会が終了する、という日です。大地震は震度5強という横浜中区で、宮城では震度7です。マグニチュード8.4だそうです。何と巨大な地震でしょう!県庁の議会が入っている新庁舎は昭和42年の建物で、県庁関係では一番危ない建物だそうです。かなりの揺れで、7階にいましたが、今までで一番怖い思いをしました。一時外に出て非難していましたが、再び中に入って仕事をしています。余震もかなり続いています。皆さん大丈夫でしょうか。全ての鉄道交通機関がストップしています。携帯電話も通じない状況です。皆さん大丈夫でしょうか。

現在午後9時20分、県庁の控え室にいます。帰宅できないためですが、この県庁内に結構な人が泊まっています。タクシーも全くつかまらない状況で、県庁前の横浜方面に向かう道路は大渋滞です。ホテルはこの周辺でほぼ全てが満杯だそうで、各企業でも押さえたのでしょう。この県庁周辺は交通もストップです。テレビでは福島原子力発電所の緊急停止が報じられています。広瀬さんの指摘がまさにこの地震で現実にならなければいいのですが。

3月 9日(水)常任委員会質疑

先週の委員会質疑が途中だったので今日は口頭陳情の後、私の質疑からでした。私は環境保全型農業とその対比で農薬の誤使用へのチェック体制、残留農薬の検査を農政サイドでも行うことなどを求めて質問しました。

残留農薬は保健福祉局の食品衛生課が、収去検査(抜取り検査)を行い、その結果を環境農政局の就農参入支援課と会議で共有していますが、収去されないものももちろんあり、農薬の使用は農政、残留農薬検査は保健福祉、と国の省庁の縦割りとともに分かれています。このため農家や生産者が使う農薬については、ポジテイブリスト制度になってからもあまり厳密とはいえません。誤使用による残留基準を超える農薬検出はこうした体制の中では起こってしまいがちです。一方、農薬を使わない環境保全型農業を実行する生産者には、農薬や化学肥料を減らす変わりに何をして虫や草を防除するのか、などを細かに記録して報告する義務が課せられています。これは矛盾しています。

県内では189人のエコファーマーがいるそうですが、農薬を3割以上減らしての環境保全型農業に取り組む生産者や団体は更に多くいます。この人たちへの支援策を遅ればせながら実行することと整合性を持たせて、農薬の使用を記録することを義務付ける指導、農政課としても残留農薬の検査を行うこと、などを求めました。

先週から松沢知事の東京への転出と、選挙を間近にしての自民などの候補者選定が連日報道され、知事選挙に集中している印象があります。今の知事が東京への転出を言うことには、賛否は別にしてさほど違和感はありません。むしろ「首都圏連合」など目指すものへの元々の違和感がかなり大きいのです。東京都民は果たして松沢知事を歓迎するのでしょうか。そもそも知られているのでしょうか。

2月 28日(月) 迷走?!県議会の定数検討談合

このところ議会の日程が慌しくなっています。先週の24日には、自・公・県政の3派が無理に常任委員会にかけることもせず、その日に即決での採決を求めた、”歯及び口腔の健康づくり推進条例案”に対し、私も本会議での質疑を行いました。

この条例案は、何のこともない一般的なつくりで、何のために今委員会にもかけないでやらなければならないか、条例文を見てもよくわかりません。ただ、基本的な施策の中に、「フッ化物」というフッ素に言及した文言がはいるところが奇異な印象を持たせます。「フッ素」は日本の市販されている歯磨き剤には、ほぼ9割近く配合されているそうです。ただ、これが6歳未満の子どもが誤って飲み込むことが多いため、フッ素配合で甘くした歯磨き剤の子どもへの利用は避けるように、という提言もあります。フッ素が水道水に入れられたアメリカではフッ素の子どもへの影響が、脳や神経系統など様々に出ることが度々報告されてきています。日本でもフッ素を集団で塗布するなどのやり方は異論があり、フッ素の効果そのものも疑問視もされています。神奈川県では、フッ素の集団塗布や洗口は、0,01%しか行われていないと、日弁連が1月に出した意見書にありますが、それでも虫歯は特に増えていません。

こうしたことを私たちに意見を寄せてくださった歯科医師の方もいて、私も調べた上で、あえて「フッ素」に関する条項を条例に入れるべきではない、と指摘し、県民に異論があるものを、充分な議論もせずに条例に盛り込むことを質しました。しかし、この点はフッ素のリスクについて、あまり詳しくないような印象で、3派が答弁し、条例案は、何と民主まで賛成して多数で採択になりました。フッ素の集団塗布や洗口が出てこないか、要注意です。

さて迷走している県議会の定数問題です。何が迷走か?と言いますと、「2増2減」で結局全体としては定数を「現状(107)の維持」、という結論を4派の談合で決めたところで、最後になって民主が自分たちで90という削減条例案を別に出す、という主張になったことからです。25日に検討委員会という4会派の談合会議があり、2増2減の結論に同意したはずの民主が、削減案を出したことで、しかも中に「強制合区」という考えも入って、郡部の議員の反発はあおられます。25日に談合の結論が出るはずだった定数検討委員会の結論は、持ち越されたのです。

このため、今日は常任委員会が全8委員会とも、朝10時半から開かれる予定が、朝9時半から定数検討委員会という談合会議が、そのあと10時から議運が設定されたのです。私は10時までにつくように登庁しましたが、定数の検討委員会がはじまった時間が、何と10時を過ぎてからでしたので、傍聴しました。民主の検討委員会の報告には賛成し、でも条例案は独自に出す、という主張に、自・公・県政は今までの会議は何だったのか、とか、定数現状維持に結論に同意したのと矛盾するじゃないか、等々です。私からすれば、この談合会議も含めて県民からは遠いのですから、どちらもどちらなのでが。

結局、議運がはじまったのは11時前ごろです。定数条例改正案を出すことがこの場で提案されたあと、まだおさまらない自・公などが”県議会のルールはどうなる!”といった意見を言います。私は、結局今になって現状維持という受身の結論を出すことになった検討委員会の談合体質そのものを批判して、私たちの会派(市民の党)など非交渉会派を含めた早くからの徹底した議論を行うべきであったことを発言しました。そして結論が「107名の議員の意見すら代表していない」ことを指摘しました。

その後、本当はすぐにも常任委員会が開かれるはずが、自民の談会議がまだはじまっていないから、と追ってレンラク待ちという、ドタバタです。午後1時の開催ももはや時間が過ぎています。自・公など民主のパフォーマンスをこのままにさせない、ということなのでしょうか。でも常任委員会も今回は予算の委員会です。今日を含めて3日間の予定の委員会が、質問時間が減らされていくのはヤメテもらいたいものです。確かに談合会議の結論に賛成したあとに、選挙前だからと独自に条例提案するのはおかしい、ということはありますが、条例提案したいものはいいではないか、とも思います。むしろ、自民主導の県議会談合に乗ってきたこれまでの民主の姿勢こそが問われ、総括すべきものだと思うのですが。

それにしても今日からの議会日程はどうなるのでしょうか。明日も明後日も常任委員会日程は入っているのですが。

2月 22日(火) 選挙公約

今日から一般質問ですが、このところ正直聞いていて恥ずかしい質問が結構あります。政権の悪口を言う自民党などにももう少し質の向上を求めたいと思うのですが。

ともあれ選挙が近くなり、新聞が地方版で地方議会のことや選挙公約などを載せるスペースが増えています。今日の新聞も地方議会が低調であることを条例提案の数を指標に指摘したA新聞の記事がありますが、またか、という感じを持ちます。選挙が近くなると条例案を業界などにおもねって出すことを奨励するようなものではないか、と思うのはうがちすぎでしょうか。まず当局へのチェック機能が果たせているのか、という視点の方がより重要と考えますし、「議会」には議会としての意思があるわけではなく、それぞれなのですが、、。何とも大雑把で地方議会を見る視点まで、コップの中からしか見ていないのではないか、と。まあ100を超える定数は多すぎる上、個々の議員の意見を尊重する多様な意見反映を可能にする議会運営をしていない、神奈川県議会ですから、マスコミも、よほど意志的でなければ、一般的な捉え方になるのでしょうか。それとも大部屋との交流とか「○○会」が多いからなのでしょうか。同じ新聞で、三重県議会の議長のインタビューが出ていますが、その主張は、神奈川の議会基本条例をつくるというときにも、私たち議員の何人かも主張していることと重なる部分が多くあります。が、足元の神奈川県議会の中の多様性はあまり問題にしない、という新聞の姿勢だった印象でした。変わったのならうれしいのですが、、。

そんな中で、M新聞の知事のマニフェストを一般職員の3割近くがほとんど知らない、という記事は比較的面白く、目を引きました。また、マニフェストでは、公明党が県議会の議員定数の減や、政務調査費の廃止などを出したとのこと!私の会派(「市民の党」)で主張したこととこれまた重なります。政令市の選挙区を大選挙区にして、定数を思い切って削減するなど、私たちの主張を言ってくれたようですし、政務調査費の廃止も同様です。でも、それならなぜ、この間の県議会で、全くその意見を言わないのでしょうか??今の県議会で主張できていないことを、改選後なら主張できる、というのは市民を愚弄していませんか?選挙前の公約を裏切っている現政権と重なるのですが。ぜひ、今の県議会の中で、そのことを公明さんには主張して欲しいと思います。その点では共闘できるし、議会改革は今も選挙を通じても普段の姿勢で示すことが肝心のはずです。

2月 18日(金) 今期の記念写真

一期4年毎に議員全員の集合写真を任意で撮影するのが県議会でも慣例のようですが、今回屋内ではなく本庁舎前で撮るということでした。県庁の前を通る人にはいぶかしそうに見ていく方もいましたが、風が強い中での写真撮影もめずらしいことです。

今日の新聞に驚く記事がありました。秋田の旧角館町の職員が、住民の確定申告を本人に無断で勝手に手続きをして、還付金を税の滞納分としてとっていた、という内容です。実際にやった職員の詳細などには言及されていませんが、職員が個人で勝手にやったとは考えられません。旧町役場全体か、もしくは担当部署のいずれにしても組織ぐるみのしわざであることはまちがいないと思われます。「タックスサーバント」という言葉が死語になったとは言え、地方の街で役場という、住民にとって最も身近で信頼できるはずの地方政府の職員がこんな詐欺行為で住民を裏切ることに手を染める、ここまで一部ではモラルが低下しているのでしょうか。公務員の犯罪行為に日本はとても甘い国であることは以前から指摘してきました。名前のないような、役職や立場で仕事をする公務員に対し、例えばダム建設のような大規模国直轄事業でも書類を不正に作成したり、数字を操作したり、これまでも様々な裁判で事実が明るみに出ながらも、個々人の責任やその省庁、役所の責任はおざなりになってきています。これは変えられるべきです。自己責任が最も問われるべき役職であるはずなのに自己責任はいつも住民の側にだけ求められる、責任を明確にできるようにしていくべきです。角館の旧役場の事例は明らかに有印私文書偽造にあたるのではないかと思いますし、犯罪として厳しく責任追及すべきです。公的な立場で人の財政状態や借金などを知ることができる公務員にこそ、はっきりした自己責任と立場を利用した犯罪もしくは信頼を裏切る行為に対し、厳格な罰則を求めるべきと思います。

2月 17日(木) 県議会議員定数問題の決着?!!

今週は月~金で議会が入っていて、今日明日は代表質問が行われています。今日の本会議終了後、議員定数検討委員会の会議があるというので、「傍聴」してみました。マスコミの皆さんがたくさん来ていましたが、4会派と議会局の政策調査課が一つのテーブルを囲む会議は、主役はどちら?という感じも受けます。

会議は、自・公・県政が107の現状維持を主張、民主が90を主張し、現在より16減となるため、「強制合区」を郡部でいくつかつくらなければならないという問題が出てきます。今の法体系が現実にあっていないのです。例えば横須賀市に三浦市をあわせて6から5に、藤沢市に高座郡をくっつけて6から5に、厚木市に愛甲郡を合区にして4から3へ、としていくことになり、これでは現実的には郡部で県議がいなくなってしまいます。政令市だけをこの90の案で見ても、中区が2から1へ、泉区と川崎の幸区も2から1へ、というように1人区が多くなってしまいます。ですから、政令市を「区」選出のままにしては、県議会の定数削減もままならないのです。私たちは89を主張していますので、90でもいいと思いますが、それには政令市を逆に「合区」で横浜や川崎、相模原を1つもしくは2つの選挙区にしてしまうことです。それで削減して、郡部の定数は上乗せしていけばいいのです。

残念ながら検討委員会は、4会派で簡単に多数決を取って採決して結果を出してしまいました。今後本会議で採決をしなければなりませんが、自・公が定数現状維持というのは、なんともおかしな自己矛盾です。検討会ではこの期におよんで、「多様な意見を反映させる」ためにと自・公が主張していましたが、ならば議会運営委員会のメンバーを全会派にすべきですし、検討会にも全会派を入れなければ筋が通りません。自民も公明も結局はご都合主義で、自分たちのためにこういうときだけ、多様な意見を、などというのです。今の国会と同じで、アホらしくてつきあっていられません!です。民主も本当に定数削減をしたいなら、県民の声を入れて、私たちや他の会派にも声をかけて議会の内外を通して政権と一緒になって法改定を含めてとことんやればいいと思うのですが、、、。本音はどこにあるのでしょうか。今のままでは、益々県議会は県民に見放されかねません。

代表質問もあと1日ですが、つまらない、というしかありません。昨日の代表質問で自民が、ネット上では、子どもにランドセルをしょわせるのが伊達なおとで、借金をしょわせるのは菅なおと、と指摘されている、とやゆっていましたが、自民党が無責任にもそんなことを言えるところに、今の政治が荒んでいる証左を見る気がします。借金を営々と国と自治体に国直轄事業や景気対策と称した公共事業で重ねさせてきたのは、言うまでもなく自民党政治の結果がほとんど大部分であるのに、それを構造的に変えるどころか、違いがなくなってきつつあるのですから。まだ良い所も多少はあるのですが、、、。今選挙がらみで派手に露出しているのは、何をよりどころに首長選挙に出るのかよくわからない人ばかりのようでこれもまた荒んでしまいます。でも、あきらめない、嘆かない、で行きましょう。